以下、男性の筋肉が出るので苦手な方はブラウザバックを。
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スマホ撮影にて少しゆがみがあります。
今回はまた筋肉の練習。
「ルドビシのアレス」として知られる彫刻を参考にしました。
(引用:アレース, Wikipedia, 2023.04.13閲覧)
アレス(アレース)は最高神ゼウスと正妻ヘラの息子で、軍神でめちゃくちゃ強いです。
また、腹違いの兄弟のアポロン(アポローン)と一二を争う程の美貌を持っています。
どこをとっても超高スペック。
なのに…おバカ設定…。なぜ…。
神話ではほぼ残念なところしかないそうで。
人間に負けたり、不倫現場をさらされたり。
お父さんのゼウスからは、「お前が一番嫌いだ」と言われています。
…何したの…。
どうもトラキアで崇拝されていた神で、ギリシャからは蛮地と思われていたため、残念設定になったらしい。
なので、高スペックなのに暴れん坊で野蛮なアレスをギリシャの神が抑える、見下すという構図になったようです。
かわいそうですが、心配いりません。
ローマ神話に取り入れられ、マルス(マールス)となり、そこでは建国者の父として尊敬されるようになりました。
残念設定はなくなり(たぶん)、強くかっこいい軍神としてローマでは人気が高くなったそうです。
よかったねえ。
人間?のできた、軍神のマルスとして描こうかと思いましたが、いい人より暴れん坊のほうを描きたかったのでアレスとして描きました。。
ごっつい機嫌悪い顔は描けた気がします。きっと部下の働きがいまいちだったんでしょう。
前かがみで座っています。足は横から見るともっと長いはずです( ´艸`)
自分で描いておいてなんですが、確かに顔はとてもキレーですね・・・これでおバカ設定ってさ・・・。
前回描いたアポロンと風貌が対になるようにしました。
アポロンは長い金髪、穏やか、華やか
アレスは短く暗い髪、険しい、地味
なお、黒い瞳はわれらが冥王ハーデス様に取っておきます。
今回はアレスの瞳 空色説をとりました。
↓前のアポロン
どちらも美形設定で、アポロンは髪が長いので髪型で雰囲気が出ましたが、アレスは髪も短く地味なので顔のみで勝負です。
アポロンをたくましくしてしまったので、それよりは筋肉をつけなくてはならなくなりました。
他は、丸いのは盾。
寝ながら聞いていたYouTubeで、古代ギリシャの軍人は盾をとても大事にし、磨きまくっていたと聞いた気がするので、休憩中でもわきに置いているのかと。
古代ギリシャでは、主の武器は槍で、剣は補助とのことです。
槍は休憩中には長すぎますよね。
このころの剣は短剣よりは少し長いそうです。
ピンク紫の布は暴れん坊にしてはかわいいですが、「貝紫色」といって、大量の貝から染料を取るため、非常に高価なものです。
帝王紫、王者の紫(ロイヤルパープル)などとも言われ、権力の象徴だったそうです。
なので今回使ってみました。
お父さんに嫌われているから、あとを継ぐことはないと思いますが・・・。
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岩が辛かったですが、とりあえず、完成させました。
全身を描くのはやはり大変ですが、勉強にはなります。
次回以降の課題としては、足の影の付け方、岩のかきかたなどありますが。
引き続き足を含め筋肉を練習しつつ、「自然物」を描くようにしたいと思います。
自然って、形がそれぞれ違うから、難しいですね…。
次回は前回のアポロンと対になるようにはがきサイズでアレスを描きたいと思います。
…え?
顔だけにしてサボってんじゃない?…てへ。
色鉛筆画レベル
Lv6 筋肉と友達になれそうな予感がする
ではではご覧いただきありがとうございました。
(2023.05.13)
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