母の日です。
とりあえず母たちにはありがとうと伝えました。
遠いので特にプレゼントなしです。
あれって、子どもたちがやるイベントだと思うのですが、最近はどんな世代でもやらなきゃ感があって、めんどうです。
うちの母も、「自分にはいいけど、義理のお母さんにはしときなさい」とうるさい。
…チッ…(心の声)。
うちの息子は珍しく銚子のぬれ煎餅をくれました。
「親孝行や」といいつつ。4枚のうち1枚だけだけど。
子供からされるのは嬉しいですね。
人間、そんなもんです。
さて、最近自分の中で北斗の拳が流行っており、イチゴ味に続いて本家を購入しました。
当時ジャンプで読んでいたので、おひさしぶりに読みます。
以下、人名と少し内容も出てきますので、北斗の拳を読んでない方はブラウザバックをお願いしますm(_ _)m
まず、最初に結論から。
自分は買ってよかったと思っています。
が、お勧めは半分くらい。
安定した絵に、話もスタンダードながらおもしろい。
突っ込みどころが満載なのは、両先生とも北斗の拳はギャグマンガだと思って描いていたからかも。
が、後付設定がすごい(笑)。
これは原作の武論尊先生も認めています。
とにかくジャンプで読者投票1位にならないといけないので、必死だったと。
ラオウ編は後付もなんとか受け入れられました。
じゃないと、話が進まないので。
また、けっこう穴があるというか。
例えば、重要人物の取り合いをしてるのに、なぜが次の話ではいなくてもいいみたいな話になってて。
ん?重要じゃないの?
的なことは日常茶飯事。
ジャギはなぜあれで弟子になれたのかということ。
ケンシロウが伝承者に決まってないのに、ユリアとの交際を反対されてなかったこと。
山のように疑問はありますが。
まあいいとします。
こんなに穴のあるお話だったっけ?と大人になったら思いますね…。
印象に残った人たち。
シンの登場シーンがまっぱ。
オネエチャンたちを横に侍らせ。
さらに外に出るときもまっぱにマント。
…あれ、なんだったんだろう…。
極悪非道な変態として描きたかったとは思いますが。
サウザーにはブレがなく、後腐れなく終わったのでとても高評価です。
やってることはクズなんですが。
やはりブレのない悪役はよいですよ。
最後に泣かせますがね。
サウザーはなんといっても顔が良い。
体もちょうどよい。
わりとかわいい。刺されてスチャ・・ッとナイフを抜くところがなんだかかわいい。
そして本物のクソッタレ悪役。
いいね。大好きです(・∀・)
ラオウは昔はまあまあ好きだったのだけど。
デカすぎるけどね。
読み返すと、やってることが意味不明のこともあり。
でもまあ、ラオウ編ではよしとしました。
貴重なケンシロウお姫様抱っこも見られましたし。
特に、リュウケンとの出会いがまったく違うことになるので、あの泣かせる話は何だったのかと。
さらに、修羅の国編の設定では、それならさあ、兄弟3人(あ、ジャギ入れて4人か)で仲良く統治したらよかったんじゃあないの?と思うのです。
他にも恐ろしく後付や設定ミスがあり、私の中では、修羅編以降は並行世界、という位置づけにしております。
特に。ある人の話なんですが。
…ユリアだけ愛してたのではないんかい???
子供作ってんじゃあねえよー!!
(ユリアの子ではないと私は思っている)
それまで好きだったキャラに、のちのシリーズで子供がいたことが判明。
これはほんとやめてほしい。
奇跡的にうまくいく場合もありますが。
とにかくファンをガッカリさせるので、本当に必要なのか、しっかり考えて実行し、前回を凌駕するできにしてほしい。
最後に。
青年バットがすごくかっこいいですが。
…そんな子だったっけ?変わりすぎ。
そしてなぜか秘孔をつき、黒王号も乗りこなす。
たしか、少年の頃、一般人なのに闘気が見えていたな…才能があったのね。
ぶっちらぶっちら文句の方が多くなりましたが。
また時間を置いて読むと設定についても納得するかもしれません。
ただ、すごいのは、最後の最後にうまくまとめて、なんだか読んでよかったなあ、と思わせる、武論尊先生の力技。
プロ、すげえ。
というわけで、文庫版15巻のうち、オススメはいわゆるラオウ編の1~9巻最初までです。
そこで終わっていたら、奇麗だったなあと思いますが、これは個人の意見です。
進撃の巨人など、伏線回収をしっかりするまんがが好きな方には無理かもしれません。
が、原哲夫先生は屈指のうまい漫画家ですし、人物の絵を描いている人にはおすすめです。
女性がみんなほぼ同じ顔だけど。
ではでは、よかったら買ってみてくださいねー(・∀・)
(2023.05.14)