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いつもお世話になっています、 enaki2さんに、「図書館でお琴の本があったら報告しますね」と約束していました。
こちら。
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「和楽器の世界/西川浩平」
駅チカの小さい図書館だからか、楽器の本自体がだいぶ少なかったです。
なかなか習ってない人が調べるということは少ないのでしょう。
さて、この本にはいろいろな和楽器についての解説が書かれています。
箏(こと)は江戸時代には目に障害のある人たちが庶民に教える権利があり、その関係上、伝授法も独特になったとのこと。
見える人にはかえって大変ですね。
平安時代以降は琴は「琴」「箏」「琵琶」に細分化され、
琴(きん)・・・棹の先の糸巻きなどで調弦、指で直接音程を変えていく
箏(こと)・・・くりぬいた胴に裏板を張り弦に柱(じ)を立て多種の音階を作っていく楽器
???よく分からん。
今の「こと」は「箏」だけど、enakiさん情報によると常用漢字でないので「琴」と書くらしい。
ややこしいですね。
とりあえず小中学生は「琴」と書きましょう。
部位も写真で見られます。
「琴柱(ことじ)」・・・知ってる!(enakiさんの記事にて)
「竜角(りゅうかく)」・・・今日の記事に出てた!(enakiさんの記事にて)
竜角は龍角散と関係あるんでしょうか?
龍角散は蘭学を取り入れたもので、江戸時代の後の方に登場したので、けっこう最近のものですね。
そして箏にもいろんな種類があるようですが。
驚いたのが、二十絃のもの。
昭和43年に開発されたもののようです。
新しいものを開発してもいいんだと驚きました。
柔軟性があるなら、箏は未来に残るかもしれませんね。
なお、八十絃というのもあったそうです。
この本を読んでいて、和太鼓が出てきました。
そういや父が付き合いで和太鼓をやっていました。
本人はしぶしぶやってましたが、まあいい思い出になってるのではと思います。
お祭りで披露したのですが。
かっこよかった・・・??
・・・・お父さん、遠すぎて全然見えませんでしたwww
そして、大正琴!
昔、新聞の日曜版によく宣伝が載っていました。
欲しいなーといつも思ってました。
テレビショッピングでもよくやってましたよね。
あの高い音がイラつくこともありましたが(;'∀')、かわいい音ではないか、と最近思っています。
タイプライター様のボタンが付いており、楽譜も番号が振っているため、楽譜が読めない人でも弾けるらしいです。
手軽でいいですよね。
さらに琵琶。
箏がきりりと清楚な感じに対し、琵琶は美しいけれど悲しい雰囲気を感じます(わたしだけか)。
箏がいいところのお嬢さん、琵琶が不幸な美人未亡人。(個人の意見です)
物悲しい音、平家物語、耳なし芳一とくれば悲しいとなりますねえ。
それにしても、YouTubeでは女性の琵琶演奏者が多かったですが、最近は男性は少ないんでしょうかね。
耳なし芳一・・・和尚さん!最終チェックちゃんとしてぇぇ!
琵琶といえば、正倉院の琵琶の印象が強く、箏と同様、美術的なイメージもあります。
琵琶はもっと流行っても良かったんじゃないかなあ、と思います。
まあるいフォルムがかわいく美しいですよね。
いろんなブロガーさんから新しい世界を教えてもらうのは面白いですね。
教養が身に付きます(⌒∇⌒)
ではではご覧いただきありがとうございました。
琵琶を見ると、金田一耕助シリーズの「女王蜂」を思い出す。
月琴だったけど。
2006年度版ドラマでは栗山千明は雰囲気がとても合っていたと思います。
内容はあまり覚えてない(;・∀・)