昨日は休みだったので、岸辺露伴の映画を見ようと思いましたが。
・・・高橋露伴・・・(あまりドラマを見ない人)。
今は、岸辺露伴は見に行かない。
というわけで、東京国立近代美術館の「ガウディとサグラダ・ファミリア展」へ行きました。
(サグラダ・ファミリア:日本語では聖家族教会と呼ばれることが多く、貧しい人びとのための教会として着工)
ガウディ好きとしては見逃せません。
だいぶ昔にバルセロナに行き、ガウディ建築の実物を見ました。
そのときはサグラダ・ファミリアはまだまだできてなかったのですが、現在はてっぺんのタイルや牛に翼の生えた尖塔もでき、だいぶ進んだ印象です。
メインの十字はまだですね。ルパン三世で光ったところ。
寿命が尽きる前にとりあえず完成が見られそうです。
まずね、感想は・・・。
2200円は高すぎる!
国立なんで一律なんだろうけど。
人が多すぎて、最初の、狭い通路のところは展示に近寄れなかったんですよね。
平日でコレなんで、土日はほとんど見られないのでは?
また、ガウディ得意のモザイクタイルもあまりなく。
建築部分はあまり持ってこれない代わりに、見せ方を工夫したらもっとよかったかなとも思います。大きい写真や解説とか再現とかも少なめでした。
最初は学生時代の課題が展示されています。
これはガウディらしさはないので、混んでたらスルーしてもいいかも。
ガウディ、若いころはパーティーなんかにも出ちゃって、「イケてる」若者を装っていたらしい。
きっとコミュ障だっただろうに、がんばっていたんだね。
最期は服装には無頓着で浮浪者と同じような恰好でした。
それだけのめりこんでいたんですね。
今回は混んでいる中で撮ったので、どれが何なのかよくわかりませんw
サグラダ・ファミリアではない建物の一部。
ガウディらしいモザイクタイルですが、まだまだ浅い感じ。
ガウディ設計のいす。
ヨーロッパ人のいすに対する情熱はすさまじいと思います。
公共施設でも、かなりこだわっている印象でした。
ドアノブなどのアクセサリーにも曲線が。
ガウディは生物を先生としていました。
吊り下げ実験。
現地ではもっとわさっと多くの重りが下がっているモデルで、「え、ガウディこれをさかさまにして、建物作ったん?危なくない?」と思った記憶があります。
今思うと、学校でしっかり建築を学んだからこそ、これを参考にできるのですね。
↑違う教会の時の吊り下げ実験かな?
サグラダ・ファミリアの一部の設計図?だったような。緻密。
人と人の隙間から撮りました・・・。
外尾悦郎さんの彫刻も参戦!ダバダ~♪
大きい。人間よりも大きいです。
これが外壁のところに何体もくっついている。
建築物自体がミュージアム。
なるほどねえ。
人生もそうかもしれませんね。
実はガウディ、ジョジョの奇妙な冒険に負けず劣らず名言が多いです。
「世の中に新しい創造などない。あるのはただ発見である。」
天才でも人間は創造できないと言っているので、凡人ではなおのこと。
創造力なんて言葉は本当は意味がないのかもしれない。
尖塔の模型。タイルを貼ったりすると後ろの画像のようになる。曲線。
ガウディは光へのこだわりが強いです。
今の建築家はだいたいそうかな?
塔のてっぺんに取り付けている星。
夜になったら光ります。
最もよかったのは、NHKのサグラダ・ファミリアの現在の映像。
大画面で見せてくれるので、迫力があり、上部など普段見られないところも見られました。
なかなか現地には行けないので、これはよかったです。
もう生きているうちには無理かなと思ったこともありましたが、なんとかサグラダ・ファミリアが完成しそうでよかったです。
ガウディのデザインは、キリスト教と生物が有名ですが、イスラム、ビザンティン、ギリシャ・ローマ神話も取り込んでいますので、ちらっと知っておいた方がより楽しめます。さすが、スペイン。多様性がある。
西洋の美術を楽しむには、キリスト教はもちろん、ギリシャ神話は必須です。
なので、ぜひ!ギリシャ神話読んでみてね~。
いつか現地行った時のことは記事にしたい・・・けど、写真どこいったかな~。
なお、都心のカフェは混むので、お昼兼晩御飯をホームタウンの行きつけのパン屋で食べました。
ではでは、ちょっと混むけど、ガウディ好き、建築好き、古代文化好きの方にはおすすめです。
もう少し後なら来場者は減ってくるかなと思いますが、夏休みが来るからね・・・。
写真撮っていいところとダメなところがあるので、注意してください。
見ていただきありがとうございました。
(2023.06.17)#ガウディ