ソクラテスの「無知の知」の解説をYou Tubeで見ました。
「不知の自覚」のほうがより分かりやすいかもしれません。
簡単に言うと、「自分に知識がないことに気づいた者は、それに気づかない者よりも賢い」ということです。
わたしの解釈では、
「自分はこの部分の知識や技術がない」、ということを自覚することで、その部分の情報をピンポイントで貪欲に吸収し始める。
その結果、徐々に知識や技術を自分のものにできていく、
ということかな?と思いました。
(本当はもっと難しい思想だとは思いますが(汗)。)
これは絵の上達にも言えることかな、と思います。
ソクラテスの壮大な思想の中では、ちっぽけなことですが(θ‿θ)
急激に上手くなっている方のブログにお邪魔すると、たいていは「ここがうまく行かなかった」とか、「ここをこうすればよかった」という、次の課題を書いていることが多いです。
謙虚、に見えつつ貪欲。
逆に、こんなにうまくなったもんねー、オレすごいっしょーなど現状に満足している人は、以前と比べてあまりうまくなっていません。
なるほど、無知の知…自覚する、ということはとても大事で、知識を得るのに近道なんだなあ、と思いました。
絵の上達には、これ以上に「継続する」ということが必要ですが。
なお、技術的に満足はよろしくないけど、「自分の絵が好き」はどんどん使っていいと思います。
うまくても下手でも、自分の絵が(たぶん)一番好きに決まってますから。
それが原動力ですし。
今までも次への課題は考えてはいましたが、明確にし、ちゃんと書いておくことをしようと思います。
次回課題は筋肉(またか)。
(2023.05.07)