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通信制高校(全日型)C高校のオープンキャンパスレビュー(202307)

備忘録。

全日型通信制高校を考えている方の参考になれば嬉しいです。

 

通信制高校のオープンキャンパスに行きました。

通信制高校なのに、オープンキャンパス??

と思われた方。

 

もうそういう時代なんですよ。

週5通学する、規模が大きめの通信制高校は一般の全日制高校とあまり変わりません。

生徒数はどうしても少ないため、部活命の子には向かないですが。

 

通信制高校というのは、3年以上高校に在籍して、必要単位を取り、何日かスクーリングと呼ばれる実学校で実習をする、という卒業条件で、扱いとしては普通の高校です。

 

一般的な全日制高校が学年制であるのに対し、通信制は単位制というのがわかりやすい説明かもしれません。

もう「通信制」という名前はそぐわず、「単位制高校」という名前がいいかもしれないですね。

 

その単位自体は取るのは難しくなく、ちゃんとレポートなどを出せばほぼ卒業できます。

これに、いわゆるオプションとして、進学コース、英語コース、専門学校のようなコース、スポーツコース、eスポーツコース、さらには声優コースなど、各学校でいろんなコースを取ることができます。

 

通信制高校に行くと学力がつかないと言われていますが、全日型は基礎からやり直してくれるところも多く、コースによっては学力はつきます。

本人次第ですが、それは一般の全日制に行ってても同じです。

 

生徒60人くらいは来ていたでしょうか。

全日制と比べると規模は小さいですが、それでも関心が高いのだなと思います。

 

高校生による縁日やジャグリングがあったようですが、子どもは興味がなく寄りませんでした。

 

今回はキャリア形成と社会の体験授業を取りました。

まあ、体験授業受けたからと言って普段の様子は分かりませんが。

 

心配な方は、高校の授業のある平日に見学に行くことをおすすめします。

 

見学の子どもたちは、みんな普通の子でした。

8割が不登校だそうですが、ほんとに普通。

また、気合の入ったヤンキーはいませんでした。

私立の全日型は授業料が高いため、しょせんお坊ちゃんお嬢ちゃんが来るんですよ(追記 お金がなくても行かせてくれるなら、すごく大事にされているので、ヤンキーにはならんでしょう)。

(自分は幼稚園以外国公立だったため、揉まれて育った。中学にはガチヤンキーもいた。わたしの代の少し前はバイクで学校内を走ってた人もいるらしい。結局学校来てるやんという突っ込みはあるが)。

 

どちらも女性の先生で、1人はアイドルみたいなかわいい人で、もうひとりは落ち着いたメガネ女子(そしてかわいい)でした。

 

通信制高校は歴史が浅いこともあり、この学校は若い先生が多いです。

ただ、学校によっては他の高校を退職した先生が再就職したりして、高齢の先生がいる学校もあります。

 

オープンキャンパスは授業があると聞いて、行くまではキレていた息子ですが(授業は受けたくない)、感想を聞かれたら思っていたよりは面白かったですと言っていました。

 

希望者に面談が行われ、これが受験資格の第1弾です。

前に説明会で面談をやっていたので帰ろうとしたら、募集要項ができたのでお渡ししますと言われ。

もう一度面談に臨みました。

 

これで落とされるわけではありませんが、ちゃんと子供がどんな学校か分かったうえで受験してほしいということでした。

 

この学校は人気があるからか、試験が結構がっつりあります。

推薦入試(学校推薦と自己推薦がある)はこの面談のあと、中学の担任と高校の先生、子どもと保護者の4者面談を行います。

そして試験日は国数英から1教科受験、作文、親も含めた面接が行われます。

通信制高校は偏差値が関係ないため、馬鹿にされがちですが、試験を行う学校も出てきています。

もちろん勉強だけで決めないので、受かりやすいですが。

 

一般入試は3教科試験があるとのことです。

 

偏差値は30-70台までいろんな子がいますが、進学コースがあるため、潜在能力的にはもっと高いと思います。

 

進学コースや英語コースでは、ほとんどの子が大学進学を希望しているため、友達に引きずられやすい息子にはよいかもしれません。

 

この学校は今まで見学に行った中で最も一般的な学校らしい感じです。

小さいながらもグラウンドがあります。

 

制服着用で、靴はローファーです。

制服がかっこいいです(普通とも言う)。

 

英語ネイティブの先生もいます。

明るくてやさしそうな先生でした。

 

オープンキャンパスの感想でした。

同じ学校でもキャンパスによって、コースも雰囲気も違うので必ず通う本人が見学に行きましょう。

 

わたしの計算ではつみたて金など込み込みでおそらく年間約130万円(週5日通学)。

これに、iPadも用意する必要があります。

1人なら出せるけれど、2人は無理かも。

 

公立高校に通っている子たちはそれだけで親孝行ですよ!

 

ではではご覧いただきありがとうございました。

 

↓この学校の全体説明会の記事

https://pompomtanupi.hatenablog.com/entry/2023/04/17/160317

 

(2023.08.03)