だいぶ前(2022年3月)に東京国立博物館で特別展「ポンペイ」に行った様子をお伝えします。
今は福岡でやってるみたいですね。(2022.10.12-12.04)
せっかく首都圏に住んでいるのに、こども向けの博物館ばかりで、大人向けのは行ったことがありませんでした。
重い腰を上げて行った理由は…
「ジョジョの奇妙な冒険 第5部」の舞台になっていたからですね~。
またジョジョかい。
物語の中でも、一部なのですが、人気の高い話になっています。
何回も読んでいても、分からないところがあったりします。
例えば、時間差の問題。
主人公ほうが、先に具合が悪くなるはずなのに、もうひとりのほうが先に具合が悪くなったのはなぜか。
ジョジョなので、細かいことは気にしない、というのが、一番正しい解答だと思います。
二次制作で、「主人公はネギを使ってあらかじめ民間療法をしていた」というのが、私の中では正解にしています。
さて、ポンペイツィッターで、SNSに載せていいと公式に書いてあったので、載せることにしました。
1世紀にイタリアのナポリ近くで大きな火山の噴火が起きました。
ローマ帝国の都市ポンペイが火山灰などに飲み込まれ、街ごとそのまま埋没しました。
街ごと保存されてしまった、ということです。
まず、音声ガイドを借りました。
これは物語になっていて、解説もよくわかり、良かったです。
なによりッ、ジョジョの声優さんが吹き込んでいるんですよ!
アニメはほぼ見たことないけど。
でも、嬉しい。
第4部の仗助(小野友樹さん)と第5部のジョルノ(小野賢章さん)という、部を超えた掛け合い、いや、違う人の設定なんだけどね。
………ええ声ぇぇ…。
載せてよさそうなものの中から、自分が気に入ったもの、考えさせられたものを選びました。
まず、こちら。
「猛犬注意」
ポンペイ展でのキービジュアル的に使われています。
一番見たいと思ってたものです。
床絵で、家の入口にあり、番犬がいますよ、というお知らせだったそうです。
絵に見えますが、細かいタイルを敷き詰めて作られたモザイクです。一辺5mmくらいでしょうか。
弥生時代くらいですよ…すごいなあ。
驚いたのがこちら。
「アレクサンドロス大王のモザイク」
これは再現プリントの床絵です。
アレクサンドロス大王がいます。左上の方。
そう、社会の教科書に顔が載っていましたよね。
あの顔は、ものすごい大きな床絵の一部だったことがわかり、意外でした。
モザイクです。
しつこいようですが、弥生時代。
「炭化したパン」
炭になったパン。
このクッションがおみやげになっていましたが…見るたびに悲しくて泣いてしまいますよ…。
こういうパン、今もありますよね。
「悲劇詩人の家」の犬の床絵。
これは再現で、プリントしたものですが、これも目的の一つでした。
ニセモノなのに?
なぜか。
ふふ。
ふふふ。
ジョジョに出てくるんですよ、この床絵が。
アバッキオが戦うのですよ…。
アバッキオは本人はとても強いのですが、あまり肉体的な戦闘はしていません。
この場面も、どちらかというと頭脳戦になっています。
アバッキオのかっこいいところが思い浮かびます。
本物は現在立ち入り禁止になっているので、上に乗れたりするのは、ポンペイ展だけですよね。
一人で行ったので、ジョジョごっこはできず(迷惑だからそもそもダメね)、写真だけとりました。
印刷された床をたくさんとっているのは私だけでしたよ…。
「メメント・モリ」
有名なモザイク。
どうせ死ぬから楽しめ、みたいな解説だったような。
なるほど。今でも通用するデザイン。
「ブドウ摘みを表わした小アンフォラ」
カメオ・ガラスという技法らしいです。
ガラス…。今でもすごくない?
とても精巧な壺。
3回目ですが、弥生時代です。
お土産は、「猛犬注意」のマグネット2種、ポストカードだけにしました。
図録も欲しかったけど、高いし、たぶん家では見ないだろうなと思い、あきらめました。
犬つながりで、ポムポムプリンのコラボグッズがあり、かわいかったです。欲しかったなあ、買っておけばよかった。
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ポンペイ展、行ってよかったです。
こんなにきれいに保存されているからこそ、災害が身近に感じるし、悲しいなあと思いました。
江戸時代の写真は、白黒だと自分と関係ないように思いますが、色を付けると、繋がった感じがするのと同じですかね。
また、生活は、おトイレ、お風呂や仕事など、問題もありそうですが、現代とあまり変わらず、美味しいものもあり、暮らしていけそうな気がします。
冷蔵庫があれば。
まあ、これで味をしめて、ジョジョ展に参戦していくのですが…。
福岡会場が現時点では最後みたいなので、ぜひ行ってみてください。
ではでは、ご覧いただき、ありがとうございました!
また忘れていました、追加。
(引用: 特別展「ポンペイ」, 2022.11.01閲覧)
(この情報は2022年3月のもので、11月1日に記載しました)